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タイ・マレーシア・シンガポールを2週間一人旅してきた

3/2 ~ 3/15の間、タイ・マレーシア・シンガポールを一人旅してきた。旅行記というほどのものでもないけれど、簡単に記録を残しておこうと思う。

旅行したのは、バンコク -> ペナン島 (マレーシア) -> クアラルンプール -> シンガポールのマレー半島縦断コース。

バンコク (タイ)

3/3 カオサン通り

 3/3朝にバンコクドンムアン空港に着く。気候はとても蒸し暑く、サウナのようだった。
 事前に調べずに来たせいで目的地のカオサン通りまでどうやって行くかどうか分からず困る。とりあえずバスに乗れば途中まで行けそうだってことに気づいて乗ったものの、降りる場所を間違えてどこだか分からず数時間くらい彷徨っていた。
 タクシーに乗って宿をとる予定のカオサン通りに着く。カオサン通りバックパッカーの聖地として有名な場所で、安宿や旅行者向けの店が充実している。疲れてたから少し値段が高かったけどファン付きのシングルルームをとる。
 カオサン通りは通り一帯に露店が無造作に立ち並んでいて混沌としている。欧米人観光客向けにずいぶん開発されており、洗練された欧米的なバーやレストランもあり、"タイっぽく"感じられないかもしれない。ちょうど欧米文化と東南アジアの泥をミキサーにかけたような感じだった。

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屋台で食べたレッドカレー。
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3/4 王宮と寺

 駅に行ってマレーシアへの国際列車のチケットを取りに行く。3/6に取ろうと思ってたけど、満席だと言われたので3/7のチケットを取る。3000円くらい。
 バスに乗ってエメラルド寺院や王宮を見に行く。王宮はちょうどチャオプラヤー川に沿うように建っている。
 仏教寺院というと日本の仏閣のように"地味"な建物をイメージする人も多いかもしれないが、タイの寺はきらびやかな装飾が施されていてカラフルでとても綺麗。

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 渡し船に乗って対岸に渡り、ワット・アルンという寺院を見に行く。仏塔には急斜面だが階段がついており登ることができる。仏塔の上からチャオプラヤー川とバンコクの景色を一望できる。

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 再び渡し船に乗って王宮側に戻り、ワット・ポーという寝転んでる仏像で有名な寺院を見に行く。仏陀が悟った姿らしいが、僕にはくつろいでテレビを観てるようにしか見えなかった。
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運河。

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3/5

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 バスに乗って国立競技場という開発されたエリアに宿を移す。安宿街が地価の上昇によって高級感のあるエリアになってた。仕方なく2000円くらいの中級ホテルに泊まることにする。
 大通り沿いに超巨大ショッピングセンターが立ち並んでいた。薄汚いTシャツを着ていた僕は明らかに場違いだった。ショッピングセンターの地下には水族館が入っている。
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 夜にはタニヤ・パッポン通りという歓楽街に行った。まさしく夜の街という感じで露店やゴーゴーバーで街が埋め尽くされていた。タニヤ通りには日本人の駐在員向けの風俗店が軒を連ねていた。日本語の看板ばかりで画だけを見ればここがタイだとはわからないほどだった。
 道を歩いていると客引きがやってきて、「ソープランド、オンナノコ、ワカイ、ヤル?、ミルダケ?、ヤル?」と声をかけてくる
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3/6

 再びカオサン通りに戻る。特にやることもなかったので、食べ歩きをしていた。
 タイで一番気に入ったのはフルーツがどこでも手頃な値段で食べれることだった。ビニール袋に入ったカットフルーツが一袋30円ほどで屋台に売っている。パイナップル、マンゴー、スイカなどどれも甘くて美味しかった。
 ビールも比較的手頃な値段で飲める。ChangやSinghaのでかいボトルが200円くらい。タイには選挙の投票期間中は酒の販売が法律で禁止されてるらしく、僕がバンコクに着いたときは酒は飲めなかった。
 屋台での食べ物はどれも美味しかったけど、その中でもパッタイというタイの焼きそばが好きだった。薄い麺をかき混ぜて盛ったような見た目をしていて、噛むと控えめな甘さが口の中に広がる。
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3/7, 3/8 バンコク -> ペナン (マレーシア)

 バンコクの駅から寝台列車に乗ってマレーシアを目指す。列車内はとても快適だった。座席はソファーのように柔らかく、エアコンも効いていて寒いくらい。
 列車の窓から流れる風景をずっと見ていた。まばらな水田が一面に広がっていて、ぽつぽつと高い椰子の木が生えている。牛が頭を垂れておだやかに草を食べている。ずっと奥にはカラフルな緑の密林が広がっていて、そのまま空に繋がっている。

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ペナン (マレーシア)

3/8

 列車は三時間遅れでバタワースという駅に着く。そこからフェリーに乗ってペナン島に移動する。
 ペナン島はマレーシア随一のリゾート地で、「東洋の真珠」とも呼ばれる。市街地のジョージタウンは世界遺産にも登録されている。列車で一緒になった日本人の中高年のおじさんが言ってたけど、ペナン島は日本人が退職後移住する場所としても人気らしい。
 世界遺産に登録されてるだけあって、海と街並みの景色はとても綺麗だった。真っ白なコロニアル建築と青い空と海はまるで一枚のキャンバスに絵の具で描かれているようだった。
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3/9

 バトゥ・フェリンギというビーチを見に行く。海はそれほど綺麗ではないものの、マリンスポーツがとても盛んだった。観光客がジェットスキーやパラセーリングを楽しんでいる。
 水着は持ってきてなかったので木陰に座って海を眺めてた。波の動きを見ているだけでとても自由な気分になれた。
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クアラルンプール (マレーシア)

3/10, 3/11

 ペナン島から長距離バスに乗ってクアラルンプールに移動する。高速道路を5時間走りクアラルンプールに到着する。
 とても発達した複合都市という印象で、それほど深い印象は残らなかった。高度に洗練された都市は、人間が住む場所というより精巧に作られた巨大な機械のように感じられる。
 イスラム教徒の女性はとても厳格で規律正しいイメージがあったけれど、服装以外はそうでもなくむしろテキトーさを感じた。街中のマレー人女性は綺麗な模様や色のスカーフを着けていておしゃれだった。
 イメージに反して接客はとても無愛想で、セブンイレブンで店員が一言も発しないまま買い物が終わったこともあった。おおらかというか、やる気ないというか、そういう国民性なのかなと思った。
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シンガポール

3/12 ~ 3/14

 クアラルンプールの空港から飛行機に乗ってシンガポールに移動する。 
 マーライオン公園の夜景がとても綺麗で感動した。マーライオンが良いというよりも背景の高層ビル群が都市的に洗練されていて美しかった。世界で最も美しい都市だと思った。どこにここまでの巨大な都市を生み出すパワーがあるのか想像もつかない。
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 多民族国家で様々な民族がコミュニティを形成している。僕の泊まった場所はインド人街だった。中国人街の歴史博物館にも行った。
 物価は日本より少し安い程度でほとんど変わらなかった。食事は屋台の進化版のようなフードコートがその辺にあって手頃な値段で食べれる。なぜか知らないけど、コンビニの値段はやたら高くてペットボトルのジュースが200円以上した。
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 3/14夜に日本に帰る飛行機に乗った。何か成し遂げた気分にも寂しい気分にもならなかった。ただ風に流されているような感じだった。

費用

旅行にかかった費用を参考までに書いておく。旅のスタイルやそのときのレート状況などによってずいぶん変わってくると思う。

交通費

交通費は都市間の移動を含めて全部で5万円くらいだった。飛行機はAirAsiaやJetstarなどのLCCを利用した。

交通費の内訳はこんな感じ。
大阪 -> バンコク: 22000円 (Air Asia)
バンコク -> ペナン: 3000円 (鉄道)
ペナン -> クアラルンプール: 1000円 (バス)
クアラルンプール -> シンガポール: 1600円 (Air Asia)
シンガポール -> 大阪: 25000円 (Jetstar)

滞在費用

 予算としては一日3000円以下だったけど、だいたいその範囲に収まって全部で35000円くらいだったと思う。ちょうど円安だったから、レートが悪く思ったよりもお金がかかった。東南アジアでもシンガポールだけは物価が高いからシンガポールは別に考えている。

 宿泊費は一日1000円 ~ 2000円くらいだった。地域の物価が上がってたり途中で安宿が空いてなくて中級ホテルに泊まったりしたから結構かかった。安宿だとだいたい1000円以下だと思う。


 食費は屋台で食べると一食200円以下だから、飲み物とか果物とかを食べ歩いても一日1000円以下に間違いなく収まる。

おわりに

 旅で何を得たのかと問われると返答に困ることになる。将来何かの役に立つのかもしれないし、ひょっとすると何の意味もないかもしれない。唯一確かなのは、旅先で見て触れて感じとったことを断片的に記憶しているということだけだ。それに価値があるかどうかは誰にも分からない。けれど、その記憶は僕の心の奥に深く根ざしていて、少なくとも僕はその記憶とともに生きていくことになる。
 旅は楽しかった、と最後に付け加えておく。今の僕にはこれ以上の言葉はないだろうし、これ以上語っても仕方のない事だと思う。

 撮った写真はDropboxに上げた。 Dropbox - bangkok,malaysia,singapole