11時に起床。昼ごはんに目玉焼き、シャウエッセンウインナー、コンビニサラダを食べる。
髪の中に熱がこもって発火しそうだったので、髪の毛を切りに行く。美容院では、休学していた間も大学に行ってた設定で会話していて、二年連続でなぜか卒業できなかったということになっている。
家に帰ったあと、将来への不安に突然襲われて、気づいたら眠ってしまっていた。目覚めたあと、川に散歩に行った。
古代ギリシアの話を読んで面白かったので、時系列的にあとにつながる『ローマ人の物語』を読んでいる。
面白くて、戦術の天才ハンニバルの登場からカルタゴの滅亡まで一気に読み通してしまった。跡形もなく滅びてしまった国のことを思うと、どうしようもなく虚しい気分になる。読んでも寂しくなるだけなのに、虚しくなるような話が読みたくなるのはなぜだろう。
ぼんやりと星を眺めているときにも同じような気分になる。小さいころは、空が広かったし星がよく見えた。今では宇宙のことを考えると吸い込まれるような気がして怖いので、あまり夜空を見ないようにしている。
約束どおりにカルタゴにもどったレグルスを、カルタゴ人は、丸い籠の中に押しこめ、それを象たちがフットボールするというやり方で殺した。
私は自分の天才のすべてを生活に注いだが、作品には自分の才能しか用いなかった。
スーパーの半額寿司を食べていた。よなよなエールを飲んでいた。いまの自分に足りていないのは、全力で生活することだと突然気づいた。
たとえば、目玉焼きをやく、洗濯物をたたむ、喫茶店でコーヒーを飲む、散歩中に河川敷のベンチに座る、そういう生活のあらゆる要素に目を光らせながら生きる態度が足りない。理性的な人間として生きるなら焼き切れるくらい頭を回転させて死ぬ気で生活するべきだ。
そういうことを考えていた。ビールを飲み切って、エアコンの冷房を最強にした状態で今この文章を書いている。
お茶を飲んだりコーヒーを飲んだりして、カフェインを摂取したあと、考えることがおかしくなることに思い返してみて気づいた。その証拠に「生活」というキーワードでEvernoteのメモを検索すると、何を言ってるのかわからない文章ばかり出てくる。
文脈から無理矢理剥ぎ取られたような言葉がひとりぼっちになって並んでいて、メモには文脈について何も説明がないので意味がわからない。
出典を書いているもの以外にも本やインターネットからの引用があると思うのだけど、一切記録がないからわからない。引用元がわかった人がいたら教えてください。
僕が生活について何か言っていることがあったら、だいたいカフェインの興奮作用で頭がおかしくなってるときなので気にしないでほしい。自分の頭がおかしいときに、頭がおかしいと判断できるのが最高の理性だと思う。
今日も一日ぼんやりデーだった。頭がぽわぽわしてて何をやっても頭が働かない。
体調の問題だと思って、ヘム鉄サプリを飲んだりとかしてみてるけど、何も変わらない感じがする。食べ物か天気が原因のような気がしてるのだけど、どっちなのかわからない。もし天気が悪いから気分が悪くてぼんやりしてるのが理由だとすると、日本に住んでると梅雨があってどうしようもないし、はやく移住するしかない。
昼にコンビニのオムライスを食べて、夜にスーパーの酢豚と半額サラダを食べた。
昨日調子が良かった反動なのか、一日中ぼんやりして活力が湧いてこない。雨だったからかもしれない。
最近、少しずつギャングスタ・ラップの勉強をしている。
一時期アメリカに遊びに行ってたおかげで、スラングは少しわかるのだけど、それでもラップに出てくる語彙はむずかしくて歌詞を理解するのに苦労する。
Geniusという歌詞を注釈つきで見れるサイトでちまちま読んでいる。注釈がついていてもアメリカ文化やヒップホップの文脈について知識が足りなくてわからないこともある。
歌詞の意味が分かるようになっても、聞き取れるようになるかは別でさらにむずかしい。これまで僕が本などで接してきた英語のレベルのなかでも、一番ハイレベルな感じがする。もしもギャングスタ・ラップが大学受験の問題に出されたとしたら、一部のアメリカ帰りの不良以外は誰もわからなさそう。
それにしても、学校で"fuck"をまったく教わらないのはどうかと思う。"fuck"を使った表現がわからないと、ネットに転がっているかなりの文章が読めないし、映画を見てもわからないし、友達とコミュニケーションをとるのにも苦労する。
そういえば、中学校のとき英会話の授業で、アメリカ人の先生が教材としてEminemの曲を使ってた。学校で教えても怒られないのは、エミネムがギリギリって感じだったのだと思う。先生はエミネムの別人格が登場しない曲だけを慎重に選んできて教室で流してた。
学校でギャングスタ・ラップを体系的に教えられていれば、僕も今頃こんなに苦労してないだろうし、国際社会で言いたいことが言えるグローバル人材が大量発生して、日本のGDPも二倍くらいになってたと思う。
朝にフルーツグラノーラを食べると決まって二度寝してしまう。フルグラか牛乳のどちらかに睡眠薬でも混ざっているのではないか。
昼に冷凍チャーハンを食べて、夕方にローソンのLチキを食べる。
何日かぶりにOculusを立ち上げて、VRで飛行機の機体工場を見学した。 www.360ch.tv
VR版Abema TVみたいな感じのサービスで、コンテンツはまだ少ないみたいだけど、けっこう新鮮な体験だった。原宿の地下アイドルのライブ動画も観た。360度見回せるので、後ろを振り向くと客席のオタクたちがエキサイトする様子が見れるのがよかった。アイドルがライブ中に見てる景色ってこういう感じなのか…
昔セカンドライフというPCのなかで生活できるサービスが話題になってたけど、それのVR版みたいなのをやってみた。 altvr.com
初心者部屋に入ると、何人かが英語で会話してたので、ハロー、キャンユーヒアミー?、オゥ、ディスイズグレートとかいう風にちょっとだけ話した。初心者部屋なので、親切なガイがいて英語でアバターの変え方などを教えてくれる。ロボットのアバターの割に声はちゃんとおっさんなので、なんだか慣れない感じがする。
昔セカンドライフをやったときと比較すると、格段に体験が良くなっている。だけど、操作をすこし間違えると、建物の壁と壁の間にワープして挟まってしまったりするので、根本的なところはそんなに変わってないのかもしれない。
昼に河原町の丸善に行って本を見たあと、珍遊でラーメンを食べた。
部屋のRaspberry Piの仕様を拡張して、赤外線リモコンを使ってエアコンを制御できるようにした。
AWS IoTにMQTTというプロトコルで room/aircon
{ "on": true }
という風にメッセージを送ると、Raspberry Piが赤外線通信をしてエアコンがつくという仕組みになってる。irMagician というUSB接続の赤外線モジュールを使っている。
Micro USBケーブルが無駄に長くて、見た目が完全にイカれたクルマみたいになってきた。
家の電球がPhilips Hueという通信で制御できるやつなので、ついでにそのAPIを使って外から家の電球を点けたり消したりできるようにした。
これで家の電球やエアコンを操作する下地が整ったので、温度や明るさを見て勝手にエアコンをつけたり電球をつけたりする野望に近づいた。それができて何が嬉しいのかということだけど、正直言って、今のところ大して便利になりそうにない。むずかしい仕組みにして苦労するよりも、エアコンを入れるくらいリモコンのボタンを押すほうが簡単に決まっている。こういう活動は、ムダであればムダであるほど純粋に楽しめるような気がしている。