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吉本隆明の『ひきこもれ』という本を読んだ。特にそれといった重要なことは得られなかった。というのは僕が今引きこもってるからで、引きこもってる状態なのに「ひきこもれ」と言われても仕方がない。ただ自己弁護的な肯定感を得ただけだった。ひきこもってない人は読めばいいと思う。

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)

趣味で作っているCコンパイラを少し進めた。前学期で単位を落とした授業の資料を読み進めているんだけど、その資料があまりに質が悪くてだるい。思ったよりも作っていて楽しくない。

ラーメン屋に行って野菜つけ麺を食べた。ここ20年で最悪のつけ麺だった。スープにただ塩辛くてやる気のない野菜が盛られているだけで旨味がなかった。そこの店があまり美味しくないということは分かってるんだけど、だいたい一ヶ月も経ったら味のことを忘れてしまうから他の店が混んでたりしたら店に入ってしまう。

憂鬱な出来事が重なったけど、比較的心安らかに過ごすことができた。毎日川の様子を見に行っている成果かもしれない。今日は30分くらい白くて足の長いファッションモデルみたいな鳥が魚を捕るのを見ていた。自分の食べ物を自分で獲らないといけないのは大変だなと思った。僕は親の金でご飯を食べれるから何もすることなく川を見ていられる。