7月6日
10時に起床。狂ったように毎日目玉焼きとシャウエッセンを食べている。
昨日の夜格闘して、自宅用Slackで「でんきけして」と言うと明かりを消してくれるようにした。裏側の仕組みは全部AWSを使って作っている。AWS IoTのMQTTサーバーに明かりを消すコマンドを送るAPIをAmazon API Gatewayという仕組みで用意して、Slackに投稿されるとメッセージを処理するAWS Lambda上の関数からそのAPIを叩いている。素朴なことをするだけなのに、なんでこんなに複雑になるのか。
一応複雑なだけじゃなくて、頑張って既存のサービスをごちゃごちゃ組み合わせているおかげで、サーバーの管理をほとんどしなくて済むし、デバイスの数が100台くらいになってもうまく動くような仕組みになっている。つまり、ある日突然親戚の石油王から100部屋以上ある豪邸を譲り受けても、問題なく家全体の温度や明るさを監視することができる。
Slack経由で黒人の殺し屋が自宅の電球やエアコンを消してくれる環境が整ってきた pic.twitter.com/ZEoXsilEc1
— ウイウ (@uiureo) 2016年7月6日
将来が不安になってきたので、前職の会社に相談しにいったり、先輩と電話で話したりした。人に話すことで自分の状況がよりはっきりわかるようになる気がする。
7月7日
昨日の夜まったく眠れなかったので、『マネー・ショート』という映画をiTunesで観た。世界金融危機がテーマの映画で、ストーリーはかなり地味なんだけど、実話に基いているので考えさせられる。マイケル・ルイスの金融ノンフィクションは好きで、何冊か読んだ。金融界は狂っていることくらいしか読んでも学べないんだけど、それが本の最大のテーマだったりする。
- 作者: マイケル・ルイス,東江一紀
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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15時頃にカフェに行ってカプチーノを飲む。最近、機械学習で文字認識をやろうとしている。なかなか慣れないので、時間がかかる。機械学習は思慮深くやらないととてつもなく間違った答えが出てしまって痛い目に遭う感じがする。普通のプログラミングはトライアンドエラーをガチャガチャ繰り返していればなんとなく動くようになるから、思慮することが意外にない。
作業の途中でランダムに生成した画像。機械学習用のデータセットの画像には、なんとなく味わいがあるような気がしている。
そういえば、色々あって求職活動中です
— ウイウ (@uiureo) 2016年7月7日
最近はどうしても人生を考えてしまう。