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Oculus Rift一日目の感想

Oculus Riftを購入して昨日の夜遊んでいた。忘れないうちに、第一印象を書き残しておく。

もともと現実とは別の世界に興味があって、高校生の頃には明晰夢幽体離脱を極めようとしていたときもあった。明晰夢は楽しかったんだけど、かなり修行に近いところがあって大変なのでやめてしまった。今回Oculusを買ってみたのは、明晰夢に近いような体験ができたらいいなと思ったのが動機にある。

セットアップ

まず箱が超かっこいい。箱以外のUIなどのデザインも全体的に洗練されている。

Windows上のアプリに、機材をつないだりするセットアップの手順が順番に出てくるのだけど、わかりやすくてよくできてる。頭につけるディスプレイの調整のやり方を兄ちゃんが出てきて教えてくれる。下のは静止画だけど本当は動画になっていて、Oculusの装着のやり方を何度も実演してくれる。

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快適にフィットするように微調整するのが大変だった。高級椅子の設定をこだわって色々調整するときみたいな感じで、どうやっても微妙な違和感が残る。

VR体験

装着してみると没入感がすごくて、まったく新しい体験が感じられた。ホーム画面ではホテルのロビーのような大きな建物のなかにいるんだけど、はじめて天に向かって見上げたときに、本当に空間を感じて思わずアーと声をあげてしまった。

ただ、解像度は思ってたよりも粗い。意識しなくても画面のドットが見える。それでもかなりリアリティはあるので、低画質な明晰夢って感じがする。レンズをどう調整しても画面上の文字がピンぼけしたように見えて違和感がある。

細かいところだと、後頭部のケーブルがかなり気になる。HMDには頭の後ろの方向にパソコンと接続するためのケーブルがついている。エヴァ電源ケーブルみたいなやつとか、映画アバターの髪の毛とかを想像するとよいと思う。VR内を見回すときに首を動かすとケーブルに頭が引っ張られるような感覚があってかなり違和感がある。

すぐに3D酔いしてしまう。プレイ中に視点カメラが勝手に少し動いただけでも酔ってしまう。すごく気持ち悪いというほどではないけど、団体バスに乗って少し乗り物酔いしたときくらいには気持ち悪くなる。普通のゲームをやるときみたいに、激しく動くと酔いやすいので操作がどうしても抑えめになる。

3D酔いのほかにも、10分程度プレイしてるだけでかなり疲れる。刺激が強くて目が疲れるのと、見回しているとHMDが重くて首が疲れる。一時間以上プレイし続けるのは今のところむずかしい。まぁでも、パソコンを始めたての頃は連続でやるのは二時間くらいで限界だったけど、いまは何事もなく無限にやり続けられるから、慣れの問題かもしれない。

かなり疲れるわりに、外して現実に戻ってくると、はやくVRの中に戻りたいような不思議な気分になる。

思ったこと

本当にちょっとしたことで、3D酔いしてしまう。ハードウェアの問題だけでなく、演出や表現の問題も大きくて、コンテンツ制作者が少し誤るだけでユーザーを激しく酔わせてしまう。VRゲームが広まるには、3D酔いの問題をかなり克服する必要があるけどなかなか課題が多そう。

しかし、得られる体験は圧倒的で、大きな可能性を感じる。普通の映像とVR映像を比べると、表現力に差がありすぎる。はじめてVR映像を見たときに、リアルすぎて恐くて冷や汗が止まらなかった。体験があまりに強烈なので、それを知らなかった以前の感覚に戻ってこれない。