留年確定しました

photo by Iqbal Osman1

このたび留年が確定しました。必修授業において出席数が足りなくなり、4年生に進級するために必要な単位を揃えることが不可能になったためです。

現状

いつまでに卒業できるかも分からない状況。もし仮に前学期と同じペースで単位を取得していくとすると、20年後に晴れて卒業できるという計算になる。

具体的に詳しく言えば、現在京都大学の工学部情報学科の3回生なのだけど、来年研究室に配属されるための単位数が足らず、卒業するのに必要な卒業研究に来年度とりかかれないため、事実上の留年ということになる。

Githubに上げてある成績表を見ると、1回生の時点からほとんど単位がとれてないことがわかる。

uiureo/seiseki.pdf · GitHub

特に通常二回生までに揃うとされている語学・一般教養の単位を半分以上残している。語学は4期連続で単位を落とし続けている。

http://gyazo.com/d3ea1e49e452aca06247c7d445ba435a.png

どうしてこうなった

こうなった理由は、当然大学に行かなかったからだ。授業があまりにだるいこと、卒業へのモチベーションがないことが大学に行かなかった原因だと思っている。

授業があまりにだるいのは、考えればいくらでもあるけど単に自分に合ってないだけだと思う。授業で扱う内容については理解困難でも苦痛でもないのだけど、席にじっと座って講師の話を聴いたりだとかノートを取ったりだとかがとてつもなく苦しくて窒息死しそうになる。最近はキャンパスで大学生を見るだけでも体調が悪くなってくる。

卒業へのモチベーションがないというのも大きいと思う。大学を卒業してもやりたいことがない。とにかく働きたくないし、進学したいとも研究したいとも思わない。卒業する経済的メリットがないというのもある。親から仕送りが来るし、バイトをすれば十分に文明的で豊かな生活ができる。

そういうわけで、一回生前期を圧倒的怠惰の中でなんとかやり過ごした後、ほとんど大学に行かなくなってしまった。履修した授業では試験にだけ出現する幽霊になった。授業期間中に突然40連休が発生したりだとか、自主的に冬休みを開始したりした。

今年の春に発作的に卒業したくなって、そこから二ヶ月くらい感情を殺してできるだけ授業に出席したけれど、やはり途中でつらくなって出席が足りなくなって実験の必修単位を落とした。そこで何もかもどうでもよくなり、授業をすべて放棄した。結局3回生前期で単位が取れた授業は一つだけだった。(ちなみに、その単位をくれた唯一の授業に一度も出席していないし試験も受けなかった。もしかしたら夢遊病で実は眠っている間に無意識に出席していたのかもしれない)

卒業

かといって卒業を諦めたわけではない。各地に点在する大学キャンパスすべてに小惑星が衝突し、大学が跡形もなく消え去った結果、被災者感情やら何やらのペチャクチャがあって生存者に対し無条件で卒業証書が授与されるという夢を見たからだ。

現実的な問題を言って、年々卒業難易度が上がっている。これは現総長が改革を断行しているからで、何なのかは知らないけれど授業が厳しくなりつつある。特に現代社会適応科目群というのが追加されていて、これが必修のため現代社会に適応できない者は卒業できない。俺が卒業できないのはどう考えても総長が悪い。

なんとか今世紀中には卒業したい。