最近読んでる本の話。
経済学、政治哲学、リバタリアニズムに興味を持っていてその辺の本をちょこちょこ読んでる。
経済学
- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,柳川隆,石川城太,小川英治,地主敏樹,中馬宏之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,小川英治,石川城太,地主敏樹
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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ここ一週間くらいはマンキュー経済学ミクロ編をずっと読んでいた。応用問題の多くを飛ばしつつやっと一通り読んだところ。
経済についての理解が深まると同時に、世界についての理解の幅が広まった。普段色々なことを考えるのにも役立つことが多くて楽しい。
余裕ができたらマクロ編も読みたいと思ってる。
政治哲学
政治でもサークル活動でも人間が複数人いる集団として意思決定するときに一番問題となるのは価値観だ。価値観の違いが際立つと議論してもどうしようもないことがよくある。それぞれ違った「正しさ」の定義を持っているからだ。
そんなことを考えていて「正しさとは何か」ということに疑問を持っていて、たまたまそれっぽい本を見つけたので政治哲学の本を読むことにした。
はじめての政治哲学――「正しさ」をめぐる23の問い (講談社現代新書)
- 作者: 小川仁志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 新書
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功利主義、リベラリズム、コミュニタリアニズム、リベラリズムなどの思想が何も知らない人間にも分かりやすいように説明されている。
ちょっと前までテレビで人気だったマイケル・サンデルは政治哲学者でコミュニタリアニズムの代表的論者だったことをこの本ではじめて知った。「テレビの人気タレント」くらいの位置づけで認識していたからちゃんとした偉い学者だと知って何ともハーバード大学に向かって土下座したい気分になった。
リバタリアニズム
政治哲学の中でもリバタリアニズムという思想が気に入ってる。リバタリアニズムは、個人的自由を最大限尊重する思想で、政府による経済への介入の多くを否定するのが特徴。リバタリアニズムの中でもラディカルな立場には、国家の存在自体を否定するアナルコ・キャピタリズムという思想があったりして、とても刺激的で面白い。
自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)
- 作者: 森村進
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/02/20
- メディア: 新書
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入門的な本。自由の範囲はどこまで認められるべきかについて多く書かれている。
- 作者: デイヴィドフリードマン,David Friedman,森村進,高津融男,関良徳,橋本祐子
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2003/12
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アナルコ・キャピタリズムの本。著者はミルトン・フリードマンの息子でリバタリアンのデイヴィッド・フリードマン。
すごく面白そうなこと書いてありそうなんだけど、手が回らなくて積読してる。
おわり
普段読まないような分野の本を読むのは思考の幅が広がる感じがして楽しい。