曜日感覚

長らく社会生活を送ってないせいか曜日感覚が如実に狂ってきている。ここ一週間くらい常に二日くらいズレている。今日は夕方になるまでずっと木曜日だと思っていた(今日は火曜日だったんですよ、知ってましたか)

時計とかカレンダーを見るようにすればいいじゃないかと言うかもしれないけど、そう甘くはない。曜日感覚は身体に刻み込まれているものだから、無意識に行動に影響を与えてしまう。今日は燃えるゴミの日だとか超電磁砲のアニメの日だとか。まぁ、社会生活を送ろうとしなければそれほど支障はないとも言える。

今年が何年だとか今日は何日だとかが覚えられないたちだから、ずっとスケジューリングを曜日に頼ってきた。たとえば、約束を覚えるのに日付を使う人が多いと思うけど、僕の場合は今週の水曜日とか来週の木曜日とかいう風に言われないと約束ができない。来週とかだと覚えられるからいいんだけど、再来週とかになると曜日で覚えるのは困難だから約束ができない。

こういう具合だからカレンダーをうまく使いこなせるようになるまでは、ほとんど約束とか締切とかをちゃんとこなすことができなかった。紙のカレンダーを使ってたときは、今日が何日なのかが分からないから勘で判断してたので把握した予定に常に1、2週間の誤差があった。最近はMacのiCalを使っているので、今日が何日か知らなくとも明日とか一週間後とかにどういう予定があるのか分かる。

コンピュータのおかげで僕のような日付も覚えられない人間でもそれなりに生きられる。20世紀までは覚えておかないといけなかった事柄でも今はコンピュータに記憶させればいいから覚える必要がない。素晴らしい時代だ。